シンスケの婚活クエスト

冒険のきろく17 クライマックスへ向けて最後の勝負!

皆さんこんにちは!三十路のヘタレ勇者シンスケです。前回は付き合ってすぐにそれぞれの両親に会いに行った話をお伝えしました。「親に会ったし、もうエンディング来たわ(^ω^)と思っていたら、まさかの展開が起きた所から今回の話は始まります。

前回の話は【冒険のきろく16】からどうぞ!

平穏な日常に突如訪れたピンチ!

楽しいカップルライフを過ごしていたある日、トモミさんが

「シンスケがこれからの事をどう考えているのか分からない」

とカップルライフを消滅させかねない、いきなりPルプンテ級の言葉を打ち込んできました。ここでシンスケの灰色の脳細胞が火を噴きました。

 

シンスケ(え。え。え。どうしよう。ここで「結婚しよう!」てプロポーズしても絶対響かないよな?かといって「ノープラン」なんて言ったらぶっ飛ばされそうだし…ぁぁぁ!分からん!どうしたいか聞こう!)
ここまで0.3秒で考えてます。

 

シンスケ「そっか。トモミが不安になってることに気付かなくてごめんね。でも、ここで『結婚しよう』て言っても、トモミは全然嬉しくないと思う。」

トモミさん「そうだね。」

シンスケ「そうだよね。でも、『何月何日にプロポーズするね。』っていうのも楽しみが何もなくなっちゃうと思う。」

トモミさん「そんな予告はいやだね。」

シンスケ「そうなると、俺は正直に言ってどうしたらトモミが安心できるかがちょっと分からない。トモミはどういう風になったら、安心できるかな?」

トモミさん「何か目に見えて『これからに向かって準備している』っていうものが欲しい。」

シンスケ「そっか。それだったら、何をするにしてもお金は必要だろうから、二人でお金を出し合って貯金をしていくっていうのはどうかな。」

トモミさん「分かった。それなら、私も安心できると思う。」

 

そんな話し合いを経て「二人でお金を出し合って貯金を始める」事になりました。付き合って3ヶ月で結婚資金の準備がスタートした瞬間です。

クライマックスに向け装備を整えるヘタレ勇者

結婚への準備も着々と進み、二人で迎えた初めてのクリスマス。二人の関係を進めるタイミングはここしかない!と息巻くボク。プロポーズのプランも練りに練り、決行の3週間前にプランがやっと決まりました。ヘタレ勇者のプロポーズプランは

イルミネーション見に行く→おしゃれなレストランを予約してディナー→自宅でプロポーズ

の流れで考えていました。「え?レストランでプロポーズしないの?」なんて声が聞こえてきそうですが、ボクは指輪は二人で買いに行きたい!と思っていました。
「人がいる前なのに、指輪がないプロポーズは格好がつかないな…かといって花束プレゼントしても持って帰るのが大変だし…」
なんて考えていたので、プロポーズは自宅ですることに。ですが、ボクは指輪が入った箱をパカって開けるプロポーズに強い憧れがありました。

「指輪は一緒に選びたいけど、プロポーズの箱パカもやりたい!」
そんなわがままを実現するべく、プロポーズ用の指輪的なアクセサリが入った箱を準備。箱をパカっとできれば何でも良いのです。
加えておしゃれなレストランでディナーを予約。当日緊張して何も言えなくなった時用にプロポーズの言葉を書いた手紙も書いて事前の準備は完了!ただ、それだけでは部屋がさみしかったので、花束と風船で部屋を彩る事にしました。

この風船の準備が思っていたよりも100倍大変でした。道具屋に依頼せず、自力で風船を膨らませての飾りつけ。部屋を風船でキレイに飾りつけるために200個くらいを膨らませる予定でした。
「2時間もあれば終わるっしょ」と余裕ぶっこいていましたが、なんと4時間もかかってしまいました。それも半分の100個だけ!自分の見通しの甘さと肺活量に絶望した瞬間です。

部屋を風船で埋め尽す予定でしたが、風船の数が全然足りません。まだ準備をしたかったのですが、待ち合わせの時間が迫っています。やむを得ません。出来る限りの飾りつけをして待ち合わせ場所へ向かいました。

しかし結局は30分の遅刻。大事な場面で遅刻してしまう癖はもう治らないかもしれません。
Y浜赤レンガ倉庫が今回の待ち合わせ場所。到着したらトモミさんはちょっぴりご機嫌斜め。遅れた理由も説明できないので、ひたすら謝り倒してデートを開始!しばらくは少し気まずい状況でしたが、きれいな装飾を見てからは和やかな空気になって一安心です。
押しつぶされそうなくらいの人がいる中でしたが、ドイツ式のカントリーなイルミネーションがきれいな場所でした。ホットワインやソーセージも楽しみ、良い感じの時間になったので横浜元町のレストランへ。

レストランウェディングとしても使われることの多い、隠れ家的な場所で夢にまで見た恋人とのクリスマスディナー!美味しいコース料理に舌鼓を打っていたボク。お酒も少しだけ飲んで、ロマンチックなムードは最高潮!ついでにボクの緊張も最高潮!

「プロポーズの言葉を詰まらないでちゃんと言えるだろうか…?」
「装飾した部屋の飾りつけは良い感じに見えるだろうか…?」

こんな不安が頭の中を駆け巡りました。ドキドキが止まらない帰りの電車での会話は一個も覚えていません。「そもそもプロポーズ受けてもらえるの?」なんて核心に触れるツッコミはなしでお願いします。

いよいよ迎えたクライマックス

心臓が破裂しそうなくらいドキドキしながら電車に揺られ、ヘタレ勇者の最寄り駅に到着!手と足が一緒に動いてしまう行進歩きで渾身の飾りつけをしたシンスケ宅に到着。部屋の鍵を開けてトモミさんに先に入ってもらいました。LEDのロウソク風ライトで部屋を間接照明的に照らしていたので、何かある事はトモミさんも気づいたようです。

 

トモミさん「わー!すごい!なにこれー!」

シンスケ「頑張りました^^ 浮いてる風船のとこまで行ってみて」

トモミさん「花束だー!手紙もついてる!」

シンスケ「読んでみて」

トモミさん「シンスケが読んで!」

シンスケ「!?お、おぅ…」(結構長文なんだけどな…)

 

 

……手紙音読中……

 

 

 

シンスケ「~~です。ボクと結婚してください!」

トモミさん「…はい!」

 

ボクのお部屋装飾にかけた情熱が伝わったのか、トモミさんは今までにないくらいの穏やかな笑顔を見せて、プロポーズを受けてくれました。

 

 

これで、ボクの17ヶ月間の婚活奮闘記「シンスケの婚活クエスト~まだ見ぬ花嫁を求めて~」はおしまいです。「婚活パーティに参加する、軽めの婚活を1年やってみよう!結果に繋がらなかったら結婚相談所に入会して本腰入れて婚活しよう」と思っていましたが、まさかこんなに早く結婚できるとは思っていませんでした。

次回は最終回。婚活をしていて得られたもの、婚活して良かったと思えた事について振り返ります。

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