皆さんこんにちは!三十路のヘタレ勇者、シンスケです。前回はボクなりのマッチングの秘訣をお伝えしました。それを見た王様から「偉そうにズラズラと書きおって…お前の自慢話など面白くもなんともないわ!」と理不尽に怒られました。一瞬、王様ではなく魔王に見えました。ボクの本当の敵はこの人なのかもしれません。
パーティ慣れしたヘタレ勇者に訪れた激レア体験!
気を取り直して、今回のきろくをお伝えします。
今回のエピソードは、展開が早いです。瞬き厳禁。油断も禁物です。
いつものように意気揚々と婚活パーティに参加したヘタレ勇者。【冒険のきろく7】のコツを駆使して、今回もマッチングしました。
マッチングした女性は黒髪ボブの20代後半のAさん。ボクの肩くらいの背丈で、小柄な可愛らしい女性でした。
ボクが先に会場を出て、会場のエントランスでマッチングした女性と待ち合わせ。その後、ご飯に行くというのがいつもの流れでした。
ところが、エントランスで会った瞬間からどこか挙動不審な女性。ヘタレ勇者は偉そうに先輩風を吹かせて
「きっと初参加のパーティで初めてマッチングしたから緊張しているんだろう。よし!ここはボクが彼女の緊張をホグホグしてあげよう!(๑¯ω¯๑)」
そう考えて飛び切りの笑顔でAさんに話しかけました。
シンスケ「マッチングありがとうございました^^」
Aさん「い、いえ。。」
シンスケ「どこかご飯でも行きませんか?」
Aさん「あの、駅のコインロッカーにある荷物をすぐに取らなきゃいけなくて。」
シンスケ「…?そしたら、重いでしょうし一緒に行きますよ?」
Aさん「いえ!一人で大丈夫です!さよなら!」
Aさんは猛ダッシュで逃げ出した!
シンスケ「?????????」
シンスケは混乱している!
以上です!マッチングした直後にものすごい勢いで逃げられました!あのスピードは、まさしくはぐ◯メタル!
通常、婚活パーティでは、女性一人につき10分程度しか話せません。その短い時間の中でも、マッチングした女性であれば何かしらの会話内容が記憶に残っているものです。お相手の名前の読み方だったり、食べ物の好みだったり。
ただ、今回はヘタレ勇者もマッチングした瞬間に「どんな人だっけ?何話したっけ?」となり、全く思い出せませんでした。事実、めちゃくちゃ焦ってました。エントランスに行くまで必死に「おもいだす」呪文を唱えて記憶をさかのぼっていましたが何も記憶にでてこず…。「もっとおもいだす」「ふかくおもいだす」呪文も唱えましたが、鳥頭のヘタレ勇者は何も思い出せず。
しょうがないので、正直に何を話したか覚えていない事を伝えてまた一から仲良くなればいっか!
とお気楽に考えていました。ボクがこんな状況だったので、Aさんも同じだったのかもしれません。パーティで数いる男性の中から消去法でボクを選んだのかも知れません。でも…
なんでにげるんだ!!!
取って喰ったりしないよ!!!
せめてお茶ぐらいさせてよ…(´;ω;`)
いかがでしたでしょうか。マッチングしたからといって喜んでばかりではいけません。今回の教訓は「マッチング希望を出す時は会話内容をしっかり覚えている方にしましょう」です。手当たり次第にマッチング希望を出して、運よくマッチングしてもヘタレ勇者の二の舞になってしまいます。
ギネス記録に載るほどの速さでフラれてしまったヘタレ勇者。それでもめげずに冒険は続きます。
To Be Continued…