皆さんこんにちは!三十路のヘタレ勇者シンスケです。前回はボクが正気にもどったきっかけについてお話しました。その時に友人たちから喰らった呪文の中には実は王様からの罵詈雑言も混ざっていました。いよいよ訴える準備を本格的に進めたいと思います。
友人たちの容赦ない攻撃によってようやく目が覚めたヘタレ勇者。気持ちも新たに再び冒険へ出発しました。
生まれ変わったヘタレ勇者、天然女子と出会う
今回参加したパーティは総勢50名以上の大人数でのパーティです。
マッチングした時はドヤ顔をしながら「ご飯行きませんか?( ^∀^)」と誘うボクですが、このパーティにマッチングはなかったので、パーティ中はお互いに連絡先を渡すのみ。解散した後、連絡して食事に誘うというスタイルです。
正直に言いますと、ボクは今までこのスタイルであまり良い結果が出ていませんでした。なぜ、わざわざ勝率が低いパーティに行くんでしょうか。まだしょうきにもどってないんですかね。
とりあえずいろいろな人に連絡先を渡しまくり、少しでも勝率を上げようともがくヘタレ勇者。
その中でも、パーティで最後に話をした一つ年上のトモミ(仮名)さんと、なんとか繋がる事ができました。
見た目だけを正直に言いますと、ボクのタイプではありませんでした(何様だ)。
ですが、今までで一番、初対面でも緊張しないで話せる人でした。勇気を出して、もらった連絡先にメッセージを送ろうと検索をすると(紙でLINE IDを教えてもらってました)
「うみんちゅ」さんが検索結果に出現。
(そんな沖縄感ある人じゃなかったけどな…?でも沖縄大好き人なのかもしれないし、送るだけ送ってみるか…)
シンスケ「今日はありがとうございました^^
●●で▲▲時に開催してた婚活パーティに参加したシンスケです!
お話していてすごく楽しかったので、良かったら今度ご飯行きませんか?」
うみんちゅ「…」
(既読にはなっているけど、返事ないな…脈無しかな…)
と一人であきらめていた所、別の知らない人からメッセージが!
トモミ(仮)
「先程はありがとうございました!事務で働いているトモミ(仮)です!短い時間でしたが、すごく楽しかったので、もっとお話しできたら嬉しいです。もし良かったら宜しくお願いします。」
ID間違っとるやんけ!!!
なんということでしょう。彼女からもらったIDは間違えていたのです。思わずエセ大阪弁が出てしまいました。
渡されるときに「もしかしたらID間違っているかもしれないです」とは言われていましたが、(婚活パーティに来てるのに、自分の連絡先把握してない人とかいる…?)と考え、遠回しに脈無しと言われているくらいにしか思っていませんでした。まさか本気で間違えているとは…
とはいえ、女性から先に連絡をもらったのは初めてだったヘタレ勇者。何とか連絡が取れるようになりましたし、頑張って初デートの約束を何とかとりつけました。
(ハプニングもあったけど、デートまで約束できてよかった(⌒∇⌒)デート楽しみだなぁ)
(…でもなんか忘れてるような…)
あかん!うみんちゅさんに変なメッセージ送ったままや!
そう。間違ったIDの人に出会い系のようなメッセージを送ってそのままになっていました。またもエセ大阪弁が出てきてしまいました。
うみんちゅさんには慌てて謝罪のメッセージを送り、なんとか事なきを経ました。
連絡先交換から波乱万丈な今回のお相手。ヘタレ勇者はエンディングまでたどり着けるのか?
To Be Continued…